ゴルフ道コラム

第25回 日本とパースの芝質の違いについて

更新日:2018/05/25

2月にパースで開催されたISPS Handa ワールドスーパー6パースにも参戦していた小平智プロが、アメリカPGAツアーのRBCヘリテージにて優勝しましたね!PGAのシード権があった訳ではなく、スポット参戦で優勝してしまう彼の心の強さと力量は今後への期待も高まります。

アマチュアでも感じる日本と海外のゴルフの違う要素として、芝質と風を挙げる方は多いと思います。ではパースと日本の芝はどのように違うのか、僕なりの感想でお伝えします。

僕は大学の専攻が園芸学ながら、正直芝の専門的な知識は経年変化で皆無に近い状態です。(笑)

そんな訳で感覚的な伝え方になりますが、パースの芝はペタっと生えている事が多く、日本の芝は上にキリっと伸びている事が多いように感じます。

違いとしては、日本の方がボールと地面の間に隙間があり、クラブがボールを拾いやすい。逆にパースは地面にペッタリとボールが乗っている感覚なので、ダウンブローに打てないと球が上がらず、トップしやすいイメージ。

あと、厄介なのが芝目です。

日本では芝目をグリーン上で感じる事が多いですが、パースではグリーンでは傾斜が読めればほぼほぼOK。逆にラフやフェアウェイでも、芝が逆目のところからのアプローチは日本よりもウェッジの歯が潜って噛みやすく、難易度が一気に上がります。グリーン周りであまりアプローチに自信がない方であれば、迷わずパターで転がすことをお勧めします。

↑パースのグリーン周りは、複数の芝の種類が混在する事もしばしば。

芝と関係ないですが、乾燥している気候もあってバンカーは全体的に砂が固めです。バンカーショットではクラブが潜ってくれなくてトップばかり、という方も多いのでは?

芝の生え方が寝ている事と併せて、バンカーの下も固いのでウェッジのバウンスを4度前後減らすとちょうど良くなった、と言われる方は多いです。トップアマやプロは8度前後を使っている方が多いですが、最近はソール形状もバリエーションに富んでいます。コースに併設されているプロショップによっては、芝から試打させてくれる所も多いので、実際の感覚で打ちやすいソール形状、バウンスを選んで使用されるのが一番です。

クラブなんて何でも良いと思いがちですが、環境の差に適応するのはプロでも難しいと言われるレベル。パースに来てアプローチやグリーン周りに自信がなくなった方は、自分のせいでも今お使いのクラブのせいでもない可能性は高いです。

↑スコアメイクはアプローチとパターにかかっているもの。ウェッジは色んなロフト、バウンス角、ソール形状の中から自分に合ったものを使う事がアプローチ上達の近道。

このコーナーへの感想や、Ottoへの質問はお気軽にこちらまでどうぞ!


プロフィール写真

Otto
パースに引っ越して来た翌年の2009年から本格的にゴルフをスタート。現在のハンディは7.7。実はゴルフ自体よりクラブへの拘りの方が強いという話も。得意クラブは5番ウッド。Hartfield Country Clubメンバー。