ゴルフ道コラム

第29回 プロも悩ますパースの強い風対策

更新日:2019/03/24

去年の後半からめっきりゴルフ熱が上がらずスコアもボロボロでしたが、やっとトンネルの先が見えてきた思いです。またすぐトンネルが来る可能性も大ですが、モチベーションはかなり高くなってるので張り切ってまいりましょう!

今回はパースの風対策について。“Fremantle Doctor”(パースで午後になると海から吹き付ける強い風の通称)に代表されるように、パースのゴルフは風との闘いとなることはしばしば。日本は山岳コースが多い事もあり、風に関してはそこまで対策する必要がない環境であった方も多いはず。パースの風は日本と質も異なり、湿っている、乾いている、の違いでもボールに対する影響は大きく変わってきます。プロも悩ますパースの風ですが、ゴルフが楽しくなるのは風を楽しめてから、と大分前に上手い人に言われた事を最近よく思い出します。そんな風対策。取り組みやすいところからご紹介していきますね。

●ボールを柔らかくする
単純に柔らかいボールを使うだけでも効果はあります。打った時、フェースに乗っている時間が長くなるので球が低く、強く出るようになります。そうなると風の影響は受けにくくなり、スコアメイクもしやすくなります。
また、風とは関係なくとも、「ボールなんて何使っても一緒」というのは大きな間違い。ボールは唯一、ドライバーからパターまで関わる重要なパーツ。特にパットに苦手意識ある方は、ボールを固定するだけでも最低3打は違ってきますので是非トライしてください。

●アゲンストの風の時はハーフスイングや、スリークオーターを多用する
これも球の上がりすぎを防ぐことに加えて、方向性を安定させる効果があります。でもそれ以上に、スリークオーターくらいなら、ほとんど飛距離は落ちない、思いっきり振るだけがゴルフではない、という事を実感できるのも風の強い日ならではです。

●重量が重いクラブを使う
基本クラブが重い方が重い球になります。レディースクラブとメンズクラブで打ち比べると一目瞭然。たまにレディースの方がしっくりきちゃう方もいると思いますが、それはそれでアリです。(笑)僕もこのうち比べでクラブの選び方、特にシャフトの考え方に関して多くの気づきがありました。

●ゆっくり振る
簡単そうで実は難しいのがこれ。スイングスピードを変える事はプロでも難しいと言われています。ゆっくり振ろうとすると手元が緩んだり、手打ちになってミスショットを誘発してしまう。今度のラウンドは風が強いリンクスだから、ゆっくり振って球を捕まえていこう、となった時は、事前の練習で身体の回転リードでリズムよく、ゆっくり振る練習をしてからのぞまれることをお勧めします。

↑パースで最も難しいと言われるコース、The Links Kennedy Bay(ケネディーベイ)。パース市街地から南に車で45分ほど。
リンクスらしく無風という事はほぼなく、”ちょっと吹いてる”のレベルが桁違い。初めてのラウンドの時はくれぐれもスコアは気にせず、ボールは1ダースは持って行きましょう。(笑)

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Otto
パースに引っ越して来た翌年の2009年から本格的にゴルフをスタート。現在のハンディは7.7。実はゴルフ自体よりクラブへの拘りの方が強いという話も。得意クラブは5番ウッド。Hartfield Country Clubメンバー。