リクルーターが選ぶ経済ニュース9

第19回 リクルーターが選ぶNEWS9

更新日:2017/05/19

リクルーターが、就職・面接に役立つオーストラリア経済ニュースを厳選!
これで就職・面接対策はバッチリ?!

1位 ビジネスビザにテコ入れ、労働党優位を反映?
ターンブル首相は、通称ビジネスビザで知られる”サブクラス457ビザ”の大幅な見直しを発表した。同ビザは永住権ではなく、最長4年間オーストラリアでの労働を認めるものだったが、4月19日より最長2年滞在できる職種のリスト (通称STSOL)、及び最長4年のMLTSSLに分け、申請条件も段階的に見直し予定。景気回復要因が少ないこと、世界的に労働党優位の情勢などを受けての苦肉の策と見られる。日系はじめ外資企業、労働者確保に苦しむ手に職分野では事業を継続、発展させる上で”厳しすぎる”との声も多い。移民を受け入れないと人口が増えないお国柄のため、比較的早期に緩和するのでは?と見る専門家も少なくない。
2位 旅行会社てるみくらぶ倒産
3月27日、大手旅行会社てるみくらぶが東京地裁に破産を申請。負債額は約151億円。旅行会社の倒産としてはリーマン・ショック以降最大。お金を払ったのに旅行に行けない著名人が多数いたこと等でワイドショーでも話題に。留学業界でも2010年頃に当時業界最大手の一つだったゲートウェイ21とサクシーオが立て続けに倒産して学校に行けない人が続出した。旅行は避ける事が難しいケースもあるが、留学は斡旋会社を通しても学校へ直接学費を支払うことは本来可能。
3位 カジノ大手クラウン、日本進出で提携交渉
富豪ジェームズ・パッカー氏が48%出資するオーストラリアのカジノ大手クラウンが、横浜を焦点に日本でのカジノ開設に向けて日本企業と提携交渉を進めている。クラウンは先日、新濠国際発展(メルコ・インターナショナル・デベロップメント)とマカオの合弁事業を解消しており、メルコ・インターナショナルも単独で日本進出を目指す方針。
4位
豪連邦政府のモリソン財務相は4月9日、新年度予算案を発表。雇用や経済成長の確保を目指すものとしたが、公的医療保険メディケアの税率を引き上げるなど、国民に増税負担を強いることで財政改革を目指す予算案との見方が強い。
5位
パース市内がRegional Sponsored Migration Stream (RSMS) の対象地域から除外された。資源ブームと呼ばれる好景気時代の2010年に追加指定されたが、景気もひと段落。労働党が西オーストラリア州政権を取り、選挙公約だった事も背景。
6位
豪政府統計局(ABS)の統計からオーストラリアの零細企業が2年間で約5%増加したことが分かった。従業員数1~4人の零細企業の数は昨年6月で約60万社。人を雇用していない個人事業主は約130万人と、”個”の時代が加速している。
7位
日本紙パルプ商事は4月12日、オーストラリアとニュージーランドの紙・紙製品販売最大手ページパックの株式51%を約64億円で取得し買収すると発表。同社は事業転換として海外卸売り事業の拡大に注力している。
8位
世界的に人気の歌手エド・シーラン氏が、新しく完成するパース・スタジアムにて2018年3月3日、コンサートを開催することを発表。チケットは5月23日から発売予定。バンドは従えず、全ての音はループペダルを駆使して表現される見込み。
9位
日本郵政が4月25日、傘下のオーストラリアの運輸大手トール・ホールディングスについて、4,003億円の損失を計上する見通しと発表。記者会見で買収前のリサーチ不足が言及され、今後のリストラ策なども併せて発表された。

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パースは政権が代わり、ビザに関しても大きな変更があった2ヵ月でした。資源国オーストラリア。中学生の時に習った”浮き沈みの大きい一次産業国”のアップダウンを体感している状況ですが、上がる時に笑っている人がどういう人なのか、今からとても興味があります。

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