リクルーターが選ぶ経済ニュース9

第20回 リクルーターが選ぶNEWS9

更新日:2017/07/21

リクルーターが、就職・面接に役立つオーストラリア経済ニュースを厳選!
これで就職・面接対策はバッチリ?!

1位 アジア系移民が欧州系を上回る
豪政府統計局(ABS)は2016年に実施した国勢調査の結果を発表した。人口は前回調査時の2011年から8.8%増の約2,340万人に上った。そのうち国外生まれの人口が615万人と全体に対する割合が26.3%となり、内訳ではアジア系移民が欧州系移民を過去初めて上回った。居住者のうち、親世代か子世代のどちらかが海外で生まれた割合は49.3%となった。英国からの移民者数は約91万人、ニュージーランドは約52万人。一方、インド系移民は約45.5万人となり、中国系とフィリピン系がそれぞれ約51万人と約23万人となった。元々の人口差はあるにせよ、ビザ申請規定が日本より厳しい両国からの移民が多いことは、日本からの移民の余地も大きいことを示している。
2位 小売り業だとアルバイトは1年後には正社員に?
オーストラリアの労使裁定機関フェアワーク委員会(FWA)が小売業界の非常勤の被雇用者に対し、1年以上定期的な就業を継続した場合に、正規雇用契約への移行を求める権利を認める決定を下した。労働者側は画期的決定と歓迎しているが、小売業界は「業界に痛手」として落胆を見せている。政治的、景気的背景もあり、ビザ同様、労働者寄りな法律変更の発表が続いている。
3位 小林麻央さん、他界
乳癌で闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが6月22日夜、都内の自宅で死去した。34歳だった。乳癌が見つかった後に新設したブログは多くの共感を呼び、多くの方が乳癌の検診に行くきっかけとなり、早期発見に繋がっている。昨年11月にはイギリスBBCが発表する世界100人の女性にも選ばれ、日本のみならず世界から追悼の意が述べられた。
4位
ニュージーランド南島沖で7月11日午後7時頃、マグニチュード6.6の地震が発生。建物や人的被害は出ていない。隣国とは言え、オーストラリアとニュージーランドでは地震の被害や影響は大きく異なる。
5位
7月2日に東京都議会選挙が実施され、小池都知事率いる都民ファーストの会が第一党に躍進した。度重なる所属議員の不祥事報道の影響もあり自民党は大敗。インターネット社会ながら、今なお日本ではテレビの影響は大きい。
6位
豪大手銀行のNABのアナリストが、今後2年間パースの住宅価格は下がり続けるだろうと予測している。過去2年間10%以上の成長率を見せていたシドニー、メルボルンも頭打ちがはじまり、地価が安いパースへの注目が高まりそう。
7位
英ファストファッション大手「トップショップ・トップマン」のオーストラリア部門が、多額の負債を抱え管財人の管理下に置かれたことが分かった。国内の小売り業界の苦境を反映し、昨年初めから服飾業界では破綻が続いている。
8位
西オーストラリア(WA)州政府は新規のウラン鉱開発を禁止すると発表した。しかしながら前バーネット政権で承認を受けた4件の開発は例外となることから環境団体などから反発が出ている。
9位
パースのガソリン価格が昨年の10月以降はじめて1リットル当たり$1を下回る見込み。長引く原油価格の低迷は西オーストラリア州だけでなくオーストラリア経済への影響も大きく、ガソリンが安いと単に喜べないのが実情。

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インターネットにより時代の動きが加速度的に速くなった現代。仕事柄、さまざまな業界のさまざまな年代の方とお仕事する機会が多いですが、”現状維持”すること自体に労力が要る時代になったことを強く感じます。”前例がないからやらない”という昔ながらの断り文句が、”こうしたら上手くいくんじゃないか”という形に変わることを切に願います。

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