100人に1人くらい裸足で歩いている人がいる街で

第1回 英語テング熱

更新日:2014/05/19

初めまして。ひょんなことからパースに住み、ひょんなことからこのコラムを書くことになった者です。
ちなみにこのタイトルは僕がパースに住み始めて最初に驚いと事のひとつ「街を裸足で歩いている人が結構いる!」日本から来た当初は衝撃だったこの光景・・・しかし、パースに1年住み2年住みと、時が流れるとこの気持ちがやっとわかった「夏。熱いからビーサン履くのもめんどくせえや」僕がパースに溶け込んだ瞬間である。

さてさて本題。日本⇔パースを行き来して生活していると、ある病気にかかることに最近気付いた、僕はその病気を「英語テング熱」と名付けている。

たまに日本に帰つた時、こんな会話をしたことはないだろうか?
A :「もう英語ペラペラでしょ?」
自分 :「日常会話程度は・・・」
A :「それでも、すご~い」

実際はパースで「ホットチョコレート」が通じず何度もカフェで言い直している自分はどこへやら・・・日本にいるときだけは「英語しゃべれるキャラ」になれる!鼻高々である。
これが初期症状。さらに。

A :「こんなとき英語でどう言うの?」
自分 :「○○○○だよ」
A :「それ使える!」
自分 :「××××・・・こんな言い方もあるよ」
A :「知らなかった。すご~い」

こうなると、鼻は天狗のようにどんどん伸びていく。だから「英語テング熱」

40過ぎてからパース生活を始めたおっさんがそうそう英語ペラペラになれるわけはない!映画館で「アバター」のチケットを買ったつもりが、違う映画のチケットを渡され渋々つまらない恋愛映画を見るハメになった僕くらいの英語レベルでも、日本では先生扱いである。そりゃ気分も良くなるさ。
この病気。末期症状をむかえると・・・。

「Can I help you?」

街で道に迷っている外国人ツーリストに声をかけて、みんなに良いところを見せようとしてしまう。しかし、道案内を始めると相手のリアクションは大抵

「・・・・・」

ホットチョコレートを頼んでいる時の店員さんと同じ顔。通じてない。
でも周りの友達の反応は

「すご~い、やっぱりしゃべれるじゃん」

バレてない!英語テング熱は一生治らない病である。

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福原フトシ
パースを生活の拠点としながら、仕事の都合で日本とオーストラリアを行き来している放送作家。過去に手掛けた番組には「笑う犬の生活」などがあり、現在はTBS系で放送されている「世界さまぁ~リゾート」などの構成を担当している。