生活相談

美容第20回 給与ダウンの転職は本当にナシか?

更新日:2017/07/21

現在景気の影響もあって、なかなか給与アップの転職の機会は少ないと思います。特に2007年~2012年頃までに就いたお仕事からの転職は、給与はダウンになってしまうケースが多いと思います。

それでは転職はなしなのか、というと、そうとも限りません。日本と異なり給与レベルが総じて高く、終身雇用の考えがないオーストラリアでは、その仕事が必要ないと見なされてしまうと”Redundancy(リダンダンシー)”と呼ばれる形で解雇となる可能性があります。通常管理職以外の一般社員は、年10日の病欠、同20日の有給取得は元より、最長1年の産休制度もしっかりしているなど、被雇用者に手厚いオーストラリアですが、その仕事自体が会社に必要なくなってしまった、となれば話は別になってしまいます。

今より給与が下がってしまうから、という理由で良い労働環境のお仕事のチャンスを見送っていたら、働いていた会社からRedundancyにあって求職期間が半年以上になってしまった、という方も少なくありません。

給与が下がったとしても、自分の成長したい分野で継続的にお仕事が叶った方がスキルアップもしやすいですし、求職期間が長引くことや他分野への転職で精神的な負担や時間的なロスも予想以上のマイナスに繋がります。

今お勤めの会社の経営やお仕事量に不安を感じた際は、早めに次の可能性に目を向けておくことも海外で生き抜く必要な身の守り方となるでしょう。

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岡乙飛子
オーストラリアにてリクルーターとして約9年間、人種を問わず一万人以上の面接を実施。日豪共に人事の経験もあり、現在はGlimpse Recruitment、人材紹介・派遣部門マネージャー。