生活相談

美容第24回 オーストラリアと日本の雇用形態の違い

更新日:2018/04/04

最近、オーストラリアと日本の雇用形態の違いについてご質問いただく機会が多いです。

オーストラリアでは大きく分けてPermanent(正社員)、Temporary(派遣)、Contract(契約社員)、Casual(アルバイト)の4つの雇用形態があります。これに働く時間によってFull-time(週38時間)Part-time(週20~30時間程度の勤務)と分けられます。例えば、正社員ではあるけれど、日中だけで勤務している方は”Part-time Permanent”と呼ばれます。アルバイトだけど正社員のように働く方は”Full-time Casual”となります。Full-time Permanentに関しては、”Full-time”とだけに略すこともありますが、労働時間だけを言及していることもありえます。「正社員だと思ってたのに、本当はアルバイトだった!」なんて行き違いが生じることも。

しかしオーストラリアのアルバイトを侮る事なかれ。時給だけで見るとPermanentよりCasualの方がいい、という事は実は良くあります。日本でも最近、派遣の方が給与がいいから派遣に切り替える、なんて話も聞きますが、それと似ています。雇用に保証が弱い分、オーストラリアでは”Casual Loading(カジュアル・ローディング)”と呼ばれる、25%の給与上乗せが義務付けられています。フリーターで日本円で年収400万円程度稼ぐ人はザラです。
正社員になると年10日の病欠(家族の看病などもOK)、年20日の有給が一般的です。有給は消えることなく、現金への還元も可能。有給は取りやすく、使われないと会計上、負債扱いなので会社も消化を推奨します。

オーストラリアは生き方や自分がやりたい仕事をやりやすい、挑戦しやすい、生きやすい社会を実現している数少ない国だと感じます。

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岡乙飛子
オーストラリアにてリクルーターとして約9年間、人種を問わず一万人以上の面接を実施。日豪共に人事の経験もあり、現在はGlimpse Recruitment、人材紹介・派遣部門マネージャー。