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美容第27回 IELTS(アイエルツ)のスコアは日本での就職•転職に役立ちますか?

更新日:2018/10/11

IELTSはブリティッシュ・カウンシルなどによって共同運営されている英語テストで、ヨーロッパや旧イギリス植民地国では一般的な英語テストです。リスニング(Listening)・リーディング(Reading)・ライティング(Writing)・スピーキング(Speaking)の4つのテストから成り、1.0~9.0まで、0.5ポイント刻みで判定され、各セクションと、オーバーオール(Overall)と呼ばれる平均点でそれぞれ結果が出ます。

私自身、留学と移住の際に受験しましたが、日本では英語教師だったにも関わらず知りませんでした。耳にしたことはあったのかと思いますが、アメリカが基本となる事が多い日本ではまだまだマイナーなテストと言えるでしょう。

就職・転職への活用に関してですが、イギリスやオーストラリア系の企業であれば評価の対象になる事もありえますが、勤務地が日本の場合は採用が日本の人事となることが多いため、評価は難しいかも知れません。日本の人事評価制度は企業や業種関係なく、比較的シンプルな構造になっている事が多いです。理由としては、年功序列社会構造が根深いゆえ、昔ながらのやり方に変化をもたらし難い体制が依然として強い事が挙げられます。私はTOIECのテスト結果はほぼ参考にしませんが、しないと言うより、出来ない、という方が正しいかも知れません。リスニングとリーディングが主体のTOEICでは、ライティングやスピーキング力は測れていません。

日本での就職や転職にあたっては、より一般的で浸透しているTOEICの受験が無難と言えるでしょう。もし、留学や力試しでもIELTSを受ける機会があり、スコアが6.0以上だった場合には、履歴書に記載しておく事をお勧めします。

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岡乙飛子
オーストラリアにてリクルーターとして約9年間、人種を問わず一万人以上の面接を実施。日豪共に人事の経験もあり、現在はGlimpse Recruitment、人材紹介・派遣部門マネージャー。