生活相談

美容第28回 AI(人工知能)が代行できることが増え、将来的に色々な仕事が なくなる、という話を聞きましたが、本当ですか?

更新日:2018/11/21

答えは基本的にはイエスですが、正確には仕事がなくなるのではなく、「変化する」と捉えた方が自然かと思います。この仕事の変化は、既に私達の日常生活でも見受けられます。スーパーのセルフレジ、レストラン等でのパネル注文、オンラインショッピング等がその例です。

昔は電車の切符も手売りの時代がありました。僕が中学生の時は電車通学で、地域性もあってか、改札には「カチカチ!」という軽快なリズムで切符を切る車掌さんがいるのが当たり前の時代でした。自動改札になって、切符を切る役割も、ペンチのような形をした道具もなくなりました。その代わりに自動改札機を製造、販売する会社が出来、メンテナンスの会社等が生まれました。なくなっているようでも、人が果たすべき役割の数にあまり変化はないように感じます。

AIの発達を脅威に感じている人も多いと思いますが、日本ほどAIの進化に怯えている先進国もないでしょう。基本的に海外では自分で考え行動し、結果を出すのがプロ。組織を重んじる日本の大手至上主義的な文化だと、どうしても指示や命令が優先され、思考が邪魔や障害になることも多いです。社内トレーニングがある会社は素晴らしいと思いますが、自分で考えて必要な事を学んでいけば会社の制度に頼る必要もありません。

AIの考える力の進化は劇的に速くなることが予想されます。でも、心や感情と呼ばれるものをデジタル化するまでにはまだまだ時間がかかるのでは、とも思います。自分が好きだなぁ、と思う事を、想いをもって取り組む事。シンプルなようでも、その中にAIが当分出来ない事は意外と多いと思いますよ。

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岡乙飛子
オーストラリアにてリクルーターとして約9年間、人種を問わず一万人以上の面接を実施。日豪共に人事の経験もあり、現在はGlimpse Recruitment、人材紹介・派遣部門マネージャー。