生活相談

美容第30回 今大学生で、海外就職にも興味があります。日本、もしくはオーストラリアでの就職について、アドバイスをお願いします。

更新日:2019/03/24

私も大学時代は海外就職に大いに憧れを抱きました。誤解のないように前置きしますが、海外就職は論理的に考えるとリスクは高く、現地生活物価に応じて給与が支払われる事が多いため、給与もさほど大きくは期待出来ません。夢のない話をしましたが、個人的にはそれ以上に得られるものがあった海外就職。人生観や人との関り、そして日本では考えもしなかった価値観を、世界が舞台の現代ビジネスで身をもって体感して、今の自分に活かせているのも海外就職の経験からです。

オーストラリアも含めて、海外就職するときにキーとなるのは①現地で働けるビザを確保出来るか、②現地での言語は問題ないか、という2点がまず挙げられます。①のビザは勤める会社が出してくれることもありますが、これも国によって当たり前ではありません。新卒の場合は、職歴が0と判断されることが多く、そうなると就労ビザの審査に影響が出る事も少なくありません。②の言語に関しては、現地語が話せるかどうか、そもそも現地語を話す必要があるのかどうかの確認も必要になります。オーストラリアであれば、それが英語となります。海外では基本的に日本のように“新卒枠”というものは一般的ではありません。日本でいう、中途採用枠のみ、というと分かってもらいやすいと思います。日本は世界でも非常に稀な、新卒という事を強いプラスと判断してもらいやすい先進国です。

海外での仕事を実現することは日本からの派遣、つまり“駐在”という形で実現する方法もあります。海外就職を希望する人の多くに、日本的な働き方を好まない方も多い事は理解していますが、日本で就職する事が逆に海外での勤務に繋がりやすいケースも多い事は忘れないでいてくださいね。

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岡乙飛子
オーストラリアにてリクルーターとして約9年間、人種を問わず一万人以上の面接を実施。日豪共に人事の経験もあり、現在はGlimpse Recruitment、人材紹介・派遣部門マネージャー。