生活相談

美容第33回 英語が全く話せなくてもパースで仕事はゲットできますか?

更新日:2019/09/20

結論としては“仕事による”となりますが、どのような仕事に就きたいかにより、求められる英語力も違えばビザ要件も異なります。

ワーキングホリデービザ(以下WHビザ)、学生ビザで滞在して仕事を探す場合、「東(シドニー、メルボルンなど)は英語力0でも仕事は見つかるが時給は安く、西(パースなど)は日常会話程度の英語力は求められるところが多いが、時給は高い」と良く言われます。東側では時給$10スタートというケースも少なくなく、パースは最低でも時給$18くらいからが多いですから、その差は歴然です。

しかし、これは仕事を選ばなければ、というお話しです。“日本で事務を5年やってきたから、その経験を活かして事務職に就きたい”といっても、これはかなりハードルが高いです。スキルや経験の前に、海外で仕事をする際はビザが見られます。市民権や永住権のように労働に制限のないビザを保持していれば経験も活かしやすいですが、WHビザや学生ビザのように労働制限がついているビザですと、人脈などがない限り書類選考の段階で漏れてしまう可能性が極めて高いです。

一方で、今は英語が全く話せないけど、多少時間をかけてでもスキルを磨いて経験を積みながら好きな仕事をゲットする事は可能か、と聞かれれば、それはかなり可能性があります。あなたが就きたい仕事や、やりたい事が“移民向き”な仕事であるかどうかにも因りますが、“経験2,3年”でプロという考えが基本ともいえるオーストラリアではキャリアチェンジは歓迎されています。

好きなこと且つやりたい事で、人に、社会に尽くせる事こそ仕事の醍醐味。過去の経験を活かそうとするより、自分の理想とする未来に進むための道を選ぶ事の方が遥かに重要です。

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岡乙飛子
オーストラリアにてリクルーターとして約9年間、人種を問わず一万人以上の面接を実施。日豪共に人事の経験もあり、現在はGlimpse Recruitment、人材紹介・派遣部門マネージャー。