生活相談

自然療法第8回:オーストラリアでアトピー性皮膚炎に対する対処法はどういったものが あるのでしょうか?

更新日:2020/01/24

皮膚は体の最大の臓器であり、肝臓や腎臓で排泄しきれなかった毒素を皮膚が排出して現れた症状のひとつがアトピー性皮膚炎です。

アトピーの主な原因は、腸内環境、ストレスなどがあげられ、食べ物が引き金になっています。症状を起こす食べ物は一般的には小麦粉と乳製品と考えられていますが、実際には個人個人によって異なるので、ぜひ毛髪で出来るテストを受けられることをおすすめします。

今まで何を試しても良くならなかったお子さんがこのテスト結果に沿って、体に合わない食べ物を排除したことで、アトピーの症状がすっかり良くなったケースもあります。食事で体質を改善するのは時間がかかりますが、アトピーは根本から治していくことが大切なので、食事療法は最善です。

食事療法での長期的な対策の一方、当面は肌のかゆみを抑えたいですよね。方法としては、1カップのオート麦をブレンダーでパウダー状にし、モスリン布に包んで紐で縛り、浴槽の蛇口に括って入れたお湯に20分ほど浸るとかゆみを和らげるでしょう。この袋で体を擦っても良いです。オーストラリアではバスタブがないお家もありますので、そういった方は石鹸の代わりに、pHが中性のボディソープで体を洗い、お風呂上り直後に天然成分の保湿クリームを塗ったり、ヒビや乾燥に効くゴールデンシールというハーブの入ったオーストラリアブランドの”Thursday Plantation Golden Seal Heel Balm”を塗るのも良いでしょう。シャワーにフィルターを付けて塩素を取り除いたり、衣服は合成繊維を避けて綿などの天然繊維を選んだり、肌に触れるものに気を付けることでも症状を軽減出来ます。

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和田 美香
自然療法士、栄養士、西洋ハーブ療法士、ヨガセラピスト。腰痛に効く鍼治療が得意。15年以上に及び真の自然療法を追求しながら、マクロビオティックとマインドセットの大切さを伝えている。