生活相談

美容第25回 メディケア税の免除を申請していますか?

更新日:2018/05/25

日本の国民健康保険に似た豪州のメディケアは永住権もしくは市民権の保有者が恩恵を受けられます。このメディケアの恩恵を受けるのは無料ではなく、毎年の税務申告においてメディケア税(Medicare Levy)として課税所得の2%相当を支払っています。

しかし、多くのワーキングホリデーや駐在員として豪州に滞在されている方々はメディケアの恩恵を受けることができません。では、このようにメディケアの恩恵を受けられない人もメディケア税を支払わなければならないのでしょうか?

答えは“支払わなくて良い”です。もちろん自主的に支払うことは問題ありませんが、当然ながらメディケアの恩恵を受けられないので、メディケア税を支払う必要はありません。

しかし、メディケア税の免除は自動的に認められるわけではなく、Medicare Entitlement Statementという申請書類を記入してDepartment of Human Services に申請し、免除申請が承認されたというレターを入手し保管しておく必要があります。そしてこのレターは、毎年取り直さなければなりません。皆さん、このレターを毎年忘れずに入手していますか?

このレターは所得税の申告の際に入手していることが必要です。豪州の課税年度末が6月30日と近づいてきているため、今年も忘れずにメディケア税の免除を事前に申請しましょう。

ご参考までに、2016-17年度であれば課税所得が$21,655以下(単身納税者)であれば、自動的にメディケア税の免除を受けられるため、上述のレターの入手は不要です。

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西田健太郎
物流会社で長年勤務し、30歳を過ぎてから会計の勉強を始める。11年前に豪州に移住し、現在はパースの日系企業を中心に会計・税務のサポートに従事。海をこよなく愛す。妻、息子、犬2匹の3人+2暮らし。