生活相談

美容第21回 未来の会計ってどうなるのでしょうか?<前編>

更新日:2017/09/22

デジタルの台頭により、AIやロボットによる経理業務の自動化が当たり前となる時代が迫ってきています。雑誌ではAIにより95%以上の経理業務は自動化され、監査を主体とした公認会計士業務は90%程度、税理士業務はこの中間くらい自動化されると言われています。

こう言われると会計や税法を勉強する意味を疑ってしまう学生さんも多いと思います。会計専攻はオーストラリア留学生の主要項目の一つですので、こういった情報を基に海外留学を志す人が減ってしまうことがあれば大変です。そこで、会計や税務の最先端の議論や技術の動向について紹介したいと思います。

まず、そもそも複式簿記と言われる今の会計は変わるのでしょうか?これだけテクノロジーが発達すれば、ほぼ意味不明な借方・貸方なんて使わなくとも、誰もが簡単に納得できる企業業績の表示方法が生み出されそうですが、実際のところは、そういった議論さえほぼ有りません。しばらくは複式簿記を前提とした会計が行われるでしょう。

では本題です。業務の自動化は起きるのでしょうか?日々の経理処理とその簡単な入力チェックほぼ間違いなく自動化されます。またAIを使った異常値検索やラーニング機能により大抵の間違った処理は修正され、いわゆる標準的な財務書類は人の手を介在せずに作成されるでしょう。

と書いたところで本原稿の文字数が目いっぱいです。雇用の危機を感じる悲観的な終わり方ですが、「そんなことないよ!」的な話は次回に持ち越させて頂きます。

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竹中真一
世界で戦える会計プロを目指して資源の本場パースへの永住を決意。物事が上手くいかなくてもパースの空を眺めて好きなコーヒー飲めば大抵のことは忘れる楽天家。酒を飲むと肝心なこともよく忘れるのが難点。