生活相談

美容第31回  オーストラリアの確定申告(タックスリターン)で、しておいた方が良い事前準備はありますか?

更新日:2019/05/26

オーストラリアでは7月1日から6月30日が確定申告の対象期間となり、この期間の収入や経費を集計し、確定申告を7月1日以降10月31日迄にしなければなりません。タックス•エージェントを利用した場合は延長が可能です。確定申告の時期が近づいてきたので、事前に準備しておいた方が良いことについておさらいしておきましょう。

主に、
MyGovの登録
Tax File Number(TFN)の取得
Medicare Levy Exemption Certificate (MLEC)の入手
自家用車の業務使用に係るLog Bookの作成
経費項目の確認とTax Invoiceの保管
海外所得
の確認となります。

確定申告はMyGovからオンラインでの実施が一般的なため、まずはMyGovに登録し、取得したTFNを登録します。また、Medicareを持っている人はMedicare Levyを支払う必要がありますが、Medicareを受けられない人はMLECを事前に入手し保管しておくことで支払が免除されます。

自家用車を通勤以外の業務(会社からお客さんの場所まで移動等)で使用した場合は、走行距離にATO設定金額を乗じて計算した金額を経費申告できるため、Log Bookという走行距離の記録を取っておくことをお勧めします。年間5,000KMまではLog Bookの記録が求められていませんが、近年ATOがこの経費の不正な申告に注目しているため、適切な申告を心掛けてください。

その他の経費申請可能な費用項目をご確認いただき、申請した経費のTax Invoiceを大切に保管してください。

永住権や市民権保有者等の税務上の居住者は海外所得がある場合、豪州での確定申告に加える必要があるため、合算して確定申告をしてください。備えあれば憂いなしです。

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竹中真一
世界で戦える会計プロを目指して資源の本場パースへの永住を決意。物事が上手くいかなくてもパースの空を眺めて好きなコーヒー飲めば大抵のことは忘れる楽天家。酒を飲むと肝心なこともよく忘れるのが難点。