生活相談

VISA第4回 ビザ申請に必要な学位について

更新日:2015/03/20

こんにちは、MMAのFilippoです。今回はサブクラス457やRSMS、ENSの申請を考えている方のAustralian Qualification Framework、つまり学位と経験の審査におけるCertificate IIIとCertificate IVの違いについてお話ししたいと思います。

457・RSMS・ENSらの雇用ビザの申請の際、申請者は雇用される職業に必要な資格ならびに経験を持っていなければなりません。

オーストラリアとニュージーランドの職業定義ガイド (ANZSCO)内に必要な資格や経歴が記載されており、移民省もそちらを参照しています。例えばCookの方は【Certificate IIIと2年の経験】または【Certificate IV】を必要とします。

しかし今まではANZSCOと異なり、移民省の方針によるとCertificate IVの保持者もさらに2年間の経験を必要とされていました。これは「Certificate IV保持者は全員2年間の経験を持っているはずだ」という考えから方針になったようです。ローカルの方は、Apprenticeshipのシステムを使って資格を取ることが多いのですが、2ヶ月仕事して、1ヶ月弱学校にいく、というようなサイクルを3年程度経てCertificateⅢを取得していることも、CertificateⅣ取得者が2年以上の経験がある、と判断される背景の一つでしょう。これが理由としてCookの資格、経歴がないとみなされるケースが多くあり、ビザの却下につながったケースが多いそうです。

しかし最近のMigration Review Tribunalの判決によりCertificate IVは2年間の経験を必要としないという判決が出たことにより、移民省の方針からも削除されました

Cookや他のCertificate III,IVを必要とする職業にてスポンサービザの申請を考えている方、または今後考えていく予定の学生の方は、これらの条件にはご注意ください。

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Filippo Pellegrino
9年間にわたる国際教育で得た移民の知識を活かし、Migration Agentの資格を取得、2012年にModern Migration Australiaを設立。現在は企業、個人を問わず、西豪州を中心にビザコンサルタントとして活躍。